家づくりのこだわり

プラスワンオフィスのこだわり

体感モデル住宅は、冬は蓄熱暖房機とエアコン1台、夏はエアコン1台で全館の冷暖房をしています。もちろん光熱費は格安!どうしてそんなことができるの? 体感モデル住宅で実際にお確かめ下さい。

冬場は蓄熱暖房機1台と1階に設置してあるエアコン1台(6畳用)を使用して全館暖房をしています。温度は20℃をキープし、湿度は50%前後となっております。通常のモデルハウスと違って、この家に住んでおりますので、煮炊きもしますしお風呂にも入ります。洗濯や物干し(室内干し)もしていますがほとんど湿度に変化がありません。

夏場は2階吹抜部ホール天井に設置したエアコン1台で全館冷房しています。温度27℃、湿度55%前後に保たれています。27℃というとあまり涼しくないと思われるかもしれませんが、湿度が60%以上にならないためさらっとした感じで暑くは感じません。
夏場も物干しは室内干ししていますがそれでも湿度60%を越えず一定湿度がキープできています。

これらの成果はふんだんに使ったむくの木と壁・屋根にぎっしり詰まったセルロースファイバー、そして空気の存在とその動きを生かしきった家の作りによるものです。見えない所が肝心なのです。

毎日を健康に暮らせて長もちする住まいである為に、木の良さを最大限に生かせる家づくりをしています。ただし、木がいかに優れた素材とはいっても湿度が60%を越えると結露やカビダニが発生し腐り始めてしまいます。そこで当社の場合は壁と屋根の内部に古新聞を素材としたセルロースファイバー(断熱材)を使用。しかも外壁と内壁の間(屋根面共)は、この断熱材に加えて合板、透湿防水シート、通気層、杉板を重ねた5層構造とする事で、熱と湿気がこもらない構造に。

見えない所ほど、きめ細やかな設計、施工をする事で、どこまで家の快適性や耐久性を高められるか、そこが当社のこだわりです。
この5層構造を採用した住まいの心地よさを、多くの人に体感してほしい。そんな思いから事務所兼自宅をモデルハウスとして公開しています。天然木の香りが広がる空間の中で、夏はさらっと涼しく冬はうるおい豊かに温かく過ごせると好評です。

又、当社では、新築時はもちろんのこと、今のお住まいにおいて「夏暑くてかなわん」「冬寒くて何とかしたい」という御要望におこたえしております。 下記図2は、夏暑くてどうしようもないお客様の天井裏にセルロースファイバー(断熱材)を20cm厚みにて施工した時の工事前、工事中、工事後の温度湿度を計ったグラフです。

工事前は、朝5時頃最低温度で27.5℃、それからだんだん室内温度が上昇して、午後2:00頃には37℃となっています。それを6日くりかえして、工事当日8:30頃から工事を始めて1:00頃終了。いつもなら最高温度となる2:00になっても温度は上がらず31℃位となっております。

それからの2日間は工事後の様子です。最低温度は朝5:00に28℃、最高温度4:00に32℃で推移しているのがわかります。工事後に温度湿度の変化が外気の状況にかかわらず、変化が非常に少ないことが一目でわかります。天井にふきこぼすだけでこの効果ですから壁、開口部に対して配慮していけば、かなり快適に改修できると思います。

今の住いを少しでも快適に過ごせる空間にしたいとお望みの方にはよろこんでいただいております。


図1.エアコン、蓄熱暖房機配置(例)

 

図2.セルロースファイバー(断熱材)を20cm厚みふきこぼしす工事をしました時の工事前、工事中、工事後の温度湿度を計ったグラフ